Web3 vs Web 1.0とWeb 2.0
9月 6, 2022
Web3は、いわば分散型のインターネットです。ブロックチェーンや暗号といった最先端の技術に基づいて構築されていますが、それはあくまで技術的な側面です。Web3はより公平なインターネットを目指す運動であり、ユーザーが自分自身のデータをコントロールできるようにするためのものです。大手テクノロジー企業が一手に握っているWeb上のコントロールを、現実の人々の手に取り戻すことを目指しています。 Web3について深く掘り下げていく前に、まずインターネットの歴史を見てみましょう。なぜなら、Web3 を理解する最良の方法は、その前に何があったかを知ることだからです。 Web 1.0, Web 2.0, and Web3 注:Webの様々な「バージョン」の区分は、技術的な違いというよりも説明がそれぞれ異なるものであると理解してください。インターネットは何十年もの間、ほぼ同じように機能してきました。時代が進むにつれて、その上にサイトなどを構築し、相互にやり取りするための新しい方法が生み出されたというだけなのです。今日、開発者はWeb1.0、2.0、またはWeb3の標準を使用してウェブサイトを構築することができます。新しいバージョンが出たからといって古いやり方がなくなるという意味ではありません。これは単に新しいWeb標準のセットがより一般的になり、普及したことを意味します。 Web 1.0 Web 1.0は、人々が日々実際に使用できるインターネットの最も初期のバージョンです。1989年頃、ダイヤルアップ接続と不格好なデスクトップコンピュータの時代に誕生しました。当時は「ワールド・ワイド・ウェブ」として知られていたものです。 Web 1.0は、インターネットの初期、およそ2005年までの期間にわたって展開されました。動的なHTMLではなく静的なコンテンツで、データやコンテンツは(データベースではなく)静的なファイルから提供されました。Web 1.0時代のウェブサイトにはあまりインタラクティビティがなく、他の人が公開したものを読むことはできても、単にそれだけでした。基本的には、デジタル雑誌や新聞のような存在で、コメントスレッドがオフになっているだけのものだったのです。ソーシャルメディアもあまりなく、ごく初期のブログを除いては自分でコンテンツを作ったり投稿したりすることはできませんでした。 このようなインタラクティブ性の欠如から、Web 1.0は「読み取り専用」のWebだといわれています。 Web 1.0の最初のサイト 初期のウェブの主な用途は、世界中に散らばるさまざまな研究機関の間で (主に科学的な) データを共有することでした。現存する最初の「ウェブサイト」は欧州原子核研究機構 (CERN) のものでで、その後に続いた多くは大学や研究機関のサイトでした。初期のウェブは、基本的に科学者や研究者のためのひとつの大きなネットワークでした。 1993年半ばには、ウェブはかろうじて100を超えるウェブサイトから構成されていました。その後、事態は急成長を遂げ、1993年の終わりには600以上、1994年の終わりには1万を超えるウェブサイトが存在するようになりました。この急増は、科学者や研究者以外の人たちもウェブを使うようになったことを意味しています。 初期のウェブサイトのいくつかを見てみると、おなじみの大手ハイテク企業や、今でも使っているようなサービスがあることに気がつくでしょう。また、ピザハットも初期にウェブを作成した企業のひとつです。そうです、皆さんおなじみのあのピザハットです。Web 1.0で最初に立ち上げられた大きなサイトは次の通りです: アップル (1993年に最も早く開設されたサイト) IMDb (1993) アマゾン (1994) IBM (1994) マイクロソフト (1994) ピザハット (1994) ヤフー (1994) Craigslist (1995) eBay (1995) Ask Jeeves (1996) BBC (1997) グーグル (1997) 1996年には、ウェブサイトの数は20万を超え、サイト制作ブームが到来していました。しかし、今日の基準からすればWebは原始的なものでした。ほとんどのウェブサイトは、情報を読みたいと思うユーザーに情報を提供するというだけのものでした。Web 1.0 から Web 2.0 への移行は、インターネットのインフラと開発ツールが進化し、より多くの人々が参加するようになるにつれて、何年もかけて行われました。 Web 2.0 90年代後半には、Web 2.0への移行が始まっていました (ただし、Web 2.0を特徴づける機能が広まったのは2004年頃です)。 移行は、いくつかの Web 1.0 サイトが「ソーシャル」機能を導入したことから始まりました。 たとえば eBay は、ページを体験談やコメントのために開放し、ユーザーに買い手と売り手を「評価」する機能を提供しました
この記事を読む