Braveウォレットのクロスチェーン・スワップ機能を紹介します
Braveウォレットにネイティブ・ブリッジング・サポートが搭載されました。ユーザーはスワップという慣れ親しんだ方法で、あるブロックチェーンから別のブロックチェーンにアセットを移動することができるようになりました。
この記事を読む →本日のデスクトップブラウザv1.62へのバージョンアップにより、先日リリースしたプライバシー保護AIブラウザアシスタントLeoのデフォルトの大規模言語モデル(LLM)としてMixtral 8x7Bを統合したことを発表します。Mixtral 8x7Bは昨年12月にMistral AIによってリリースされたオープンソースのLLMで、そのスピードとパフォーマンス故に、すでに幅広く利用されています。さらに、私たちはLeoのユーザーエクスペリエンスにいくつかの改良を加え、より明確なオンボーディング、コンテキストコントロール、入力とレスポンスの整形、全般的なUIの洗練に注力しました。
Mixtralは現在、無料版と月額15ドルのプレミアム版で、すべてのLeoユーザーのデフォルトLLMとなっています。無料版は利用制限があり、Leoプレミアムの加入者は制限が大きく緩和されます。
Mixtral 8x7Bは、12月のリリース以来、開発者コミュニティの間で急速に人気を獲得し、実際に多く技術採用されました。LMSYS Chatbot Arena Leaderboardによると、Mixtral 8x7Bは現在パフォーマンスの面でChatGPT 3.5、Claude Instant、Llama 2、その他多くの製品を上回っています。また、BBQベンチマークによると、MixtralはAI特有のハルシネーションやバイアスといった現象の減少においても改善を見せています。
その他Mixtralは以下の特徴を備えています。
Braveは新しくリリースされたBrave Searchのプログラミング関連検索用のCode LLMで、すでにMixtralを使用しています。オープンモデルとオープンソースコミュニティへのBraveのコミットメントを踏まえると、Mixtralのパフォーマンスとオープンソースの特性を組み合わせることは、MixtralのLeoへの統合は自然な道筋となりました。
「Brave Leoはリリース以来、数万の無料ユーザーと有料ユーザーに使用され、LLMとしてMixtralを追加採用することで、さらに大きな普及が見込まれます。」とBraveのCTO兼共同創業者であるBrian Bondyは話します。「私たちの目標は、ユーザーのWebブラウジングの文脈において斬新で便利なユースケースを生み出し、ユーザーが画期的な方法でWebと対話できるようにすることです。」
「MixtralがBrave SearchのCodeLLMに続き、Brave Leoに統合されたことを大変嬉しく思います。」とMistral AlのCEOのArthur Mensch氏は話します。「Mixtralをオープンモデルとして利用できるようにすることで、BraveはMixtralを簡単に統合することができ、増大するAIニーズに対応することができるのです。」
他のAIアシスタントとは異なり、Brave Leoは利用者のニーズや予算に応じて様々なモデルを柔軟に選択することができます。Brave Leoの無料版とプレミアム版の両方で、デフォルトのLLMとしてMixtral 8x7Bを追加しましたが、AnthropicのClaude Instant、MetaのLlama 2 13Bモデルも無料版とプレミアム版の両方で提供しています(無料版は一部利用制限あり)。
Mixtralの統合により、Leoのユーザーは回答や結果の品質が大幅に改善されたことに気づくと思います。Leoの無料版については、Mixtralの利用制限に達した時点でユーザーはLlama 2を用いた以前同様のLeoの利用に戻るオプションがあります。
Feature | Free Leo | Leo Premium |
---|---|---|
モデル | Mixtral 8x7B (厳しめの回数制限) Claude Instant (厳しめの回数制限) Llama 2 13B (緩い回数制限) |
Mixtral 8x7B Claude Instant Llama 2 13B |
回数制限 | モデルによっては厳しめ | 全体的に制限はゆるめ |
会話の品質 | モデルにもよるが高品質(v1.62以降) | 高品質 |
プライバシー | 入力は常にリバースプロキシを通じて匿名で送信され、データとして保持されることはありません。 | 入力は常にリバースプロキシを通じて匿名で送信され、データとして保持されることはありません。 |
サブスクリプション | 無料 | 月額$15 |
プライバシーはBrave Leoにとっての最重要事項です。Leoとのチャットは非公開、匿名、かつ安全です。Leoはチャットを記録したり、モデルトレーニングに使用したりしません。また、Leoを使用するためにアカウントやログインは必要ありません。Leoのプライバシー保護は以下のような特徴があります。
Brave Leoはブラウザに組み込まれているため、余分なアプリや拡張機能は必要なく、簡単に始めることができます。Leoは、ブラウザのアドレスバーを介して、または任意のWebページの横に配置されたサイドバーから、チャットのようなインターフェイスとして、AI活用へのスムーズなアクセスを提供します。Leoは、Webページやビデオのリアルタイム要約を作成することで、ユーザーが今見ているページのコンテキストを基に、あらゆる種類のタスクをサポートします。Leoはまた、コンテンツに関する質問に答えたり、新しいコンテンツを生成したり、ページを翻訳したり、分析したり、書き換えたりすることもできます。情報を探しているときも、問題を解決しようとしているときも、コードを書いているときも、コンテンツを作成しているときも、Leoは生産性を高めるためにブラウザに統合されています。
Braveのデスクトップユーザーは、アドレスバーに質問を入力し「レオに聞く」をクリックするか、BraveサイドバーのBrave LeoサイドバーアイコンをクリックするだけでLeoにアクセスすることができます。
Leoは昨年11月よりBraveのデスクトップ・ユーザーに提供開始されました(バージョン1.60)。Leoは間もなくモバイル(AndroidとiOS)でも利用可能になる予定です。Brave Leoの詳細や、Leoのロードマップについてもよろしければご覧ください。
Braveウォレットにネイティブ・ブリッジング・サポートが搭載されました。ユーザーはスワップという慣れ親しんだ方法で、あるブロックチェーンから別のブロックチェーンにアセットを移動することができるようになりました。
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