Boomerang:プライバシーを保護した検証可能な分散型インセンティブプロトコル
Braveリサーチチームより広告へのインタラクションの検証が可能なBrave Rewardsを分散化するプライバシーを保護したプロトコルであるBoomerangを紹介します。 ユーザーは暗号技術により匿名性を保証された環境で報酬を得ることができます。
この記事を読む →より速いレスポンスタイムで利用できるAnthropicのClaude Instantが利用できる有料プランも登場
3ヶ月前、BraveはブラウザネイティブのAIアシスタントであるLeoを、開発者やテスター向けのNightlyチャンネルで先行公開しました。それ以来、私たちは世界中で何千、何万のユーザーによる積極的な利用を目の当たりにしてきました。ユーザーからのフィードバックにより、レスポンスタイム、レスポンスの質、そして製品のUIに至るまで、当初の想定以上のスピードで改善することができました。本日、Brave Leoがデスクトップ版バージョン1.60ですべてのBraveユーザーにご利用いただけるようになりました。
先行テストにおいては新たな機能要望も寄せられました。最も多かったのは、LeoにさまざまなAI言語モデルを追加したいというものです。それらの要望を受け、新しい有料オプションであるBrave Leo PremiumにてAnthropicの最先端のAIアシスタントであるClaude Instantを用いた先進的な会話型AIをユーザーの皆様にお届けします。
BraveのブラウザAIアシスタントであるLeoは、あらゆる種類のタスクをサポートすることができます。LeoはWebページや動画の要約をリアルタイムで作成することができます。また、コンテンツに関する質問に答えたり、新しいコンテンツを生成することもできます。ページの翻訳、分析、リライトなども可能です。情報を探している時も、問題を解決しようとしている時も、コンテンツを作成しようとしている時も、Leoがあなたをサポートします。
Leoは、AIへの簡単で自由なアクセスと、Braveのプライバシー・フォーカスの両方が組み込まれています。Leoとのチャットは、プライベートで匿名性が高く、安全です。Leoはチャットを記録したり、モデルのトレーニングに使用したりしません。Leoを使用するためのアカウントやログインも必要ありません。最先端の技術とプライバシーを備えたBrave Leoは、一般的なAIチャットボット・サービスの限界を押し広げます。
「AIを使って質問をしたり、サポートを受けたりすることはますます一般的になっています。AIは強力なツールになり得ますが、データ・プライバシーに対する懸念も高まっており、プライバシー・ファーストのソリューションが求められています。」BraveのCTOであり共同創業者であるBrian Bondyはこのように話します。「BraveはAIとユーザーのプライバシーの両方に取り組んでおり、ユーザーがすでにオンラインで時間を過ごしている場所に、安全でパーソナライズされたAIアシスタンスを提供します。また、Anthropic社と協力し、Claudeの卓越した会話品質を世界中の何百万人ものBraveユーザーに提供できることを嬉しく思います。」
Brave Leoはデフォルトで、全ユーザーが無料でMetaの大規模言語モデルであるLlama 2に簡単にアクセスできます。さらにモデルを追加したいユーザーのために、Braveは月額15ドルのプレミアムバージョンを用意しています。Leo Premiumのメンバーは、ロジカルな推論とコーディングに優れたAnthropicの高速で軽量なモデルであるClaude Instantにアクセスできます。Claudeの現在のバージョンは、より長く、より構造化された応答を生成し、指示に対する応答は以前のバージョンのインスタントよりも優れており、数学やコーディング、多言語の扱いや質問への回答において品質向上がされています。Leo Premiumユーザーは、より多く頻繁に使用でき、より質の高い会話、混雑時の優先利用、新機能や改良点への早期アクセスなどが提供される予定です。
このインテグレーションは、AIによる洗練された自然言語による会話をブラウザ環境内で直接提供するマイルストーンとなります。Claudeの高度な機能と、ユーザーのプライバシーとコントロールに重点を置くBraveによって、私たちは有益で、責任を伴う、文脈に敏感なAI対話の新しい基準を設定したいと考えています。AnthropicはBraveのSearch APIを使用して、最新モデルであるClaude 2を高品質なデータでトレーニングし、検索拡張世代(RAG)クエリに対するClaudeの出力を最適化しました。
「Braveが我々の最先端の大規模言語モデルであるClaude Instantを直接ブラウザに搭載してくれることを嬉しく思います。Braveの中でシームレスにClaudeへアクセスすることで、ユーザーは必要な時にいつでも、今いるページのコンテキストに基づいたサポートを受けることができます。」AnthropicのHead of Product ResearchであるMatt Bell氏はこのように話します。「Braveユーザーがテキストを分析している時でも、ドキュメントを編集している時でも、コードを書いている時でも、いつでもClaudeからパーソナライズされたサポートを受けることができます。このインテグレーションは、直感的で文脈に沿った方法で人々のブラウジングと生産性を向上させるAIの可能性を解き放ちます。」
プライバシーを第一に考える企業として、Braveはユーザーのデータと匿名性を保護するため、人気のあるWebツールの主要な代替ツールのリリースに専念しており、Leoも同様です。
リバース・プロキシ: すべてのリクエストは匿名化されたサーバーを経由してプロキシされるため、リクエストとユーザーアドレスがリンクされることはありません。BraveはユーザーのリクエストとIPアドレスを関連付けることはできません。
レスポンスは直ちに削除: 会話はBraveのサーバーに永続保存されません。Leoからの応答は、生成後すぐに破棄され、モデルのトレーニングには使用されません。また、当社はIPアドレスなど、お客様にリンクできる識別子を収集しません。AIモデルやサードパーティのモデルプロバイダーが個人データを保持することはありません。
アクセスにはログインやアカウントは不要: ユーザーはLeoを使用するためにBraveのアカウントを作成する必要はありません。
紐付け不可能なサブスクリプション: Leo Premiumにサインアップすると、Leoを使用する際にサブスクリプションを認証するリンク不可能なトークンが発行されます。これは、Braveが購入情報と製品の利用状況を結びつけることができないことを意味し、ユーザーのアクティビティは個々のユーザーだけのものであることを保証するための特別なステップです。アカウントの作成に使用した電子メールは、日々のLeoの使用とはリンクされないため、他にはないプライベートな認証体験となります。
Leoは現在、デスクトップ版Braveバージョン1.60で利用可能です。今後数日間に渡って段階的に展開される予定なので、まだ機能が搭載されていない方も後日改めてチェックしてください。モバイル(AndroidとiOS)も数ヶ月以内に利用可能になる予定です。
詳細はbrave.com/leoを,そしてLeoのロードマップについては こちらをご覧ください。
Brave LeoはBraveデスクトップブラウザに組み込まれているため、簡単に使い始めることができます。追加のアプリや拡張機能は必要ありません。ブラウザのアドレスバーを介してAI体験にシームレスにアクセスできるほか、サイドバーとして、あらゆるWebページの横に配置されたチャットのようなインターフェースもあります。
BraveユーザーがLeoにアクセスするには、アドレスバーで質問して “Leoに聞く” をクリックするか、サイドバーの をクリックしてください。
Braveリサーチチームより広告へのインタラクションの検証が可能なBrave Rewardsを分散化するプライバシーを保護したプロトコルであるBoomerangを紹介します。 ユーザーは暗号技術により匿名性を保証された環境で報酬を得ることができます。
この記事を読む →Braveの最新VPNアップデートでは、数百の新しいサーバー、都市レベルの選択、および拡張された端末サポートにより、ブラウザから直接、比類のないプライバシーとセキュリティのソリューションを提供します。
この記事を読む →Braveウォレットにネイティブ・ブリッジング・サポートが搭載されました。ユーザーはスワップという慣れ親しんだ方法で、あるブロックチェーンから別のブロックチェーンにアセットを移動することができるようになりました。
この記事を読む →