プログラミング関連の検索に対するAIを用いたCodeLLMがBrave Searchに搭載されました

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本日、Brave Searchは新たにCodeLLMを検索エンジンに追加しました。CodeLLMは、大規模言語モデル（LLM）による要約や説明の能力を検索結果の品質や奥深さと組み合わせ、プログラミング関連の検索を補う目的で実装されました。CodeLLMはプログラマーに、検索結果でAIコードスニペットをオプション提供し、ステップバイステップの説明と、参照や検証のためのソースを提示します。CodeLLMは無料で利用できます。Brave Searchに統合されているため、ユーザーはアプリを切り替える必要はなく、プライバシーが犠牲になることもありません。

クエリ'kill all processes listening to port 80(ポート80をリッスンしているプロセスをキルする)'

検索例1: “ポート80をリッスンしているプロセスをキルする”

CodeLLMは、デスクトップとモバイルのすべてのBrave Searchユーザーが利用できます。プライバシー重視のBrave Searchにアクセスして、プログラミングに関する検索を試してみてください。

Brave Searchをデフォルト検索エンジンに設定している場合は、アドレスバーからCodeLLMを使用することができます
Brave Searchがデフォルトでない場合は、search.brave.comの検索ボックスよりお試しください

CodeLLMはプログラミング関連の検索を自動的に検出するので、何か特殊な検索をする必要はありません。回答が可能であれば検索結果にCodeLLMのレスポンスをトリガーするウィジェットが表示されます。プログラミングに関するクエリの検出は（天気に関するクエリ、要約に適したクエリ、株価に関するクエリなどを検出できるものと同様に）LLMの外側で別の検索コンポーネントによって行われます。

CodeLLMをどのように組み込んだのか

基礎となるテクノロジーは、Mixtralの上に構築されています。Mixtralは、テキストプロンプトを使ってコードを生成できる大規模言語モデルです。検索エンジンとしてのユニークな機能をリアルタイムで利用し、質問に回答する機能を備えています。モデルがより利用しやすくなり、より手頃な価格で実行できるようになった今、私たちBraveがモデルに提供できるコンテキストこそが付加価値になります。このことは、垂直検索エンジンが簡単に応用可能であること、そしてBrave Searchのように独立し、サービス全体を所有することがいかに重要であるかを表しています。

検索例: クエリ “Macにfzfをインストールする”

CodeLLMをBrave Searchでリリースできることは大変喜ばしいことであり、すでに多くの改善や機能追加を検討しています。CodeLLMの結果は、近い将来Brave Search API経由でも提供される予定です。気に入ったものがありましたか？改善点は見つかりましたか？ぜひ私たちに教えてください！CodeLLMウィンドウの下部にあるフィードバックボタンをクリックすると、フィードバックを送ることができます。

Brave Searchについて

Brave Searchは、BigTech以外では唯一の独立したグローバル規模の検索エンジンです。Braveブラウザの6000万人以上のユーザーの多くがデフォルトの検索エンジンとして使用しており、どのブラウザからも search.brave.com で利用できます。2年前のローンチ以来Brave Searchは1日平均2500万件のクエリを提供するまでに成長しました。

サードパーティのAPIや/サービス等の上にレイヤーを追加するのではなく、Brave Searchは検索分野に新たな革新をもたらします。Goggles（コミュニティによる検索の重みづけを検索結果に反映します）やAIサマライザー（ブラウザAIのLeoに似た、AIを活用した回答を検索結果の上部に表示する機能）など、BraveはWebを検索し、コンテンツを発見する斬新な方法を提供します。これらすべての機能をご利用にいただくにあたり、Braveはユーザー・ファーストを約束します。Brave Searchは、ユーザー、クエリ、クリックに対するトラッキングをしません。

Brave Searchの力は、企業にもビジネス機会を提供します。Brave Search Adsは、広告主がプライバシーを尊重しながら、Braveのグローバルなオーディエンスにリーチすることを可能にします。

一方、そのインデックスは単純なクローラーだけでなく、Web Discovery Project (WDP)によって構築されます。この仕組みによりユーザーは検索やページ訪問に関するデータを匿名で提供することができ、実際の人間が検索し、関与しているコンテンツを基にインデックスが常に更新されるようになっています。このインデックスは200億以上の良質なページで構成され、毎日7億ページがインデックスされ、全体の15%が新しいものです。このインデックスは現在、Brave Search APIを使用して、他の検索やAIのアプリケーション、モデルのトレーニングなどに利用することができます。