広告ブロックの進化のための手続き型コスメティックフィルター
バージョン1.73より、Braveはページ要素の手続き型コスメティックフィルターのサポートを追加することで、広告ブロック機能を大幅に改善します。
この記事を読む →Braveプライバシーチーム寄稿
この記事は、Braveブラウザの新しいプライバシー機能を紹介するシリーズの29回目の記事です。今回は、iOSプライバシー・エンジニアのJacob Sikorskiによる対応を紹介します。この記事はプライバシー・エンジニアリング・リードのShivan Kaul Sahibによって書かれた記事の日本語訳です。
バージョン 1.68 から、BraveはiOSとして最初の、すべてのサイトをデフォルトでHTTPSにアップグレードするWebブラウザになります。http://example.com のような安全でないリンクをタップまたは入力すると、Braveは自動的に安全なバージョン、https://example.com にリダイレクトします。HTTPSを使用することは、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)や攻撃者があなたのブラウジング・アクティビティを盗み見ることを防ぐために非常に重要になります。
このアップデートにより、既存の “HTTPS by Default” 機能が iOS にも適用され、Brave が使用していた(他のiOSブラウザは現在も使用している)リストベースのアプローチから大きく進化しました。以前は、かつては有用であったが現在は廃止されたHTTPS Everywhereリストなど、特定のリストにURLが含まれている場合にのみ、HTTPSにアップグレードされていました。今回の変更により、Braveはこれまでの逆を行うようになりました。すべてのサイトがデフォルトでセキュアにアップグレードされ、サイトがアップグレードされない唯一のシナリオは、そのサイトがはるかに小さい例外リストに掲載されている場合、またはアップグレードに失敗した場合のみです。この変更により、まだアップグレードリストに載っていない新しいWebサイトもデフォルトでセキュアな接続が保証されることになり、Webプライバシーの大きな勝利となります。
いつものように、Braveはプライバシー・ファーストのデフォルトを採用し、すべてのユーザーに対して安全なWebを推奨します。デスクトップやAndroidと同様に、接続がHTTPに戻る前に追加の警告を表示するオプションの 厳格 モードを選択することもできます。“HTTPS by Default” がどのように機能するのか、また、なぜそれがプライバシーにとって重要なのかについては、以前のブログ記事をご覧ください。
“HTTPS by Default“ 機能は、App Storeを通じてiOSユーザーに提供が開始されています。最新バージョンを入手したら、iOSデバイスでサイト(http://example.comなど)にアクセスし、HTTPSへの自動アップグレードを確認することで “HTTPS by Default “を試すことができます。
バージョン1.73より、Braveはページ要素の手続き型コスメティックフィルターのサポートを追加することで、広告ブロック機能を大幅に改善します。
この記事を読む →iOSバージョン1.71より、Braveはユーザーの訪問を特定するブラウザデータを素早く削除する Shred(シュレッド) という新機能を搭載します。
この記事を読む →数ヶ月後にリリース予定のデスクトップおよびAndroidのバージョン1.64で、Braveは厳格なフィンガープリントプロテクションモードを廃止します。
この記事を読む →