MELTing Point: 言語トランスフォーマーのモバイル評価
私たちはユーザーのプロンプトやLLMアウトプットがデバイス内部で完結する、デバイス上でのLLM展開について実現に向けた研究を続けます。
この記事を読む →本日、Braveはブラウザに組み込まれたプライバシー保護AIアシスタント、Leoの新たなの統合を発表します。Brave Talkのプレミアムユーザーは、デスクトップとAndroidの両方で、プライバシーを尊重するビデオ通話ツールBrave Talk でLeoを活用できるようになりました。この統合により、LeoはBrave Talkの文字起こしをもとに会議の要約をしたり、会議メモやタスクリストを作成したり、フォローアップの質問に答えたりすることができます。
Leo for Brave Talkを使用することで、通話参加者は会議においてディスカッションに集中することができます。すべてのBrave製品と同様に、Brave Talk内のLeoはデフォルトでプライバシーを保護します。
Brave Talkは、8x8のJitsiオープンソースビデオ会議ソフトウェアをベースに、2020年5月にサービスインとなった、Braveブラウザに直接組み込まれたプライバシーを保護したまま使えるビデオ会議ツールです。Brave Talkを使えば、Braveユーザーなら誰でも、バーチャルミーティング、ライブストリーム、ハングアウト、その他のコラボレーションセッションを開始することができます。また、Braveを使っていない方もBrave Talkの通話に参加できます。
Brave Talkを起動して、ビデオ/音声会議、画面共有、チャットなどを使う際には、余分なアプリや拡張機能はいりません。Brave TalkはBraveブラウザに組み込まれており、Brave品質のプライバシーを提供します。Brave Talkでは、サービス内での会話やチャットは記録、保存されません(通話録画や文字起こしを利用する場合を除く)。4名までの参加であれば無料です。通話の回数や長さに制限はありません。通話録画やモデレーション・ツールの拡張など、大人数向けのプレミアム・サービスもございます。
Leoは、ブラウザで利用可能なBraveのプライベートAIアシスタントです。Leoは、Webページやビデオの要約をリアルタイムで作成したり、コンテンツに関する質問に答えたり、新しいコンテンツを生成したり、ページの翻訳、分析、リライトなどを行うことができます。
Leoは、Braveのプライバシー保護機能に、簡単に使用できるようになったAI機能を組み合わせたものです。Leoとの会話はプライベートなものになるので安心して使用できます。Leoはチャットを記録したり、モデルのトレーニングに使用したりせず、また、Leoを使用するためにアカウントやログインは必要ありません。最先端のテクノロジーとプライバシーにより、Brave LeoはAIチャットボットサービスの限界を押し広げます。LeoはすべてのBraveユーザーが無料で利用できるほか、より高頻度に使用できるプレミアムサービスもございます。
Leoは、すべてのBrave Talkプレミアムユーザーと、プレミアム・コールの出席者がBraveブラウザ上で利用できます。
Brave Talkはすでに、プレミアム通話のモデレーターに文字起こしを提供しています。LBrave TalkがLeoをサポートしたことで、文字起こしはダイナミックに活用されるようになりました。
プロジェクトの最新情報を話し合っているときでも、ブレーンストーミングでアイデアを練っているときでも、インタビューを行っているときでも、Leoは会話に沿って進み、重要なポイントを参照することができます。LeoはBrave Talkの通話記録を次のように活用します。
このような後方支援タスクが自動処理されるため、参加者は会議中に集中力、生産性を維持することができます。リアルタイムでメモを取り、詳細を把握するために必死になったり、重要なポイントを思い出すのに苦労したりする必要がなくなり、会議の内容について認識違いが生じることもなくなります。
「Leoを使えば、会議の効率が格段に上がります。チームはメモを取ることに煩わされることなく、会話に集中することができます。」BraveのCTO兼共同創業者であるBrian Bondyはこのように話します。「BraveはAIとユーザーのプライバシーの共存に取り組んでおり、ビデオ会議におけるAI支援においても同様です。我々は、Brave Talkに摩擦のないAIの生産性をもたらせることを嬉しく思います。そして世界中の何百万人ものBraveユーザーに卓越した会議体験を提供するために8x8との協業を継続することを楽しみにしています。」
「テクノロジー・プロバイダーとして、私たちは常に革新的な方法を模索し、ユーザーにより生産的で効率的な仕事をするために必要なツールやソリューションを提供しています。」8x8のビデオ・プラットフォーム・サービス製品担当VPのEmil Ivov氏はこのように話します。「Braveとのパートナーシップを継続し、業界をリードするプライベート・ビデオ会議テクノロジーと、プライベートAIを通話に統合する世界初の技術を組み合わせることで、従業員と顧客の体験の向上を実現できることをうれしく思います。」
他のAI会議アシスタントとは異なり、Brave Talk with Leoはあなたのデータを誰とも共有しません。Braveと8x8は、録画と文字起こしを24時間保存し、通話モデレーターがダウンロードできるようにします。これ以外では、ユーザーが話したことや入力したことが記録されたり保存されたりすることはありません。あなたが誰と、いつ、どのように話したかは、あなただけのものです。録画が開始されるときは、音声アナウンスにより録画の開始が知らされます。
また、Brave Talkは通話が何重にも暗号化されており、盗聴を防止します。Brave Talkは、クラウドコンタクトセンターおよびユニファイド・コミュニケーション・プラットフォームの大手プロバイダーである8x8(NASDAQ:EGHT)のJitsi as a Service オープンソース・ビデオミーティング・プラットフォームを使用しています。8x8はWebRTCオープンソース技術を使用しており、開発者はブラウザに直接HDビデオを埋め込むことができるのです。
Leoのプライバシー保護に関して、Leoはリバースプロキシを使ってIPアドレスを隠すので、サーバとの通信がユーザー個人にリンクされることはありません。会話はBraveのサーバーに保存されず、モデルのトレーニングにも使用されません。BraveがホストするAIモデルによって個人データが保持されることはありません(ただし、Anthropicモデルを選択した場合、LeoのクエリはAnthropicによって30日間処理され、その後削除されます)。アクセスにログインやアカウントは必要なく、Leoプレミアムのサブスクリプションもユーザーにリンクされません。
LeoはすべてのBrave TalkプレミアムユーザーとBrave Talkの通話参加者がBraveブラウザ上で利用できます。
Brave Talk通話を開始するには、Braveブラウザの新タブを開いて アイコンをクリックするか、talk.brave.com にアクセスします。通話リンクが作成されると、Braveを使用していなくても、誰とでも通話することができます。
Brave Talk with Leoはプレミアムに申し込みをしている方が利用できます。プレミアム(月額7ドル)は account.brave.com で申し込みすることができます。プレミアム通話が開始されると、プレミアムユーザーの会議作成者は設定より録画を有効にすることができます(すべての参加者の画面上部に、通話が録画されていることを示す赤いアイコンが表示されます)。
通話のモデレーターは、通話終了後24時間以内であれば、音声またはビデオ録画や、書き起こしをダインロードできます。モデレーターはまた、会議の出席者と書き起こしを共有できます。Braveブラウザからプレミアム通話に参加する人は、Braveのサイドバーの をクリックして、会議中と会議後の両方でLeoに会議の要点を要約してもらうことができます。サイドバーが表示されていないときは 設定 - デザイン にアクセスし、サイドバー表示を有効にすることができます。その後、アドレスバーに表示されるLeoアイコンをクリックすると、サイドバーにLeoが表示されます。
Brave Talkで使用するLeoは、スタンダードな使用頻度の上限が設定されていますのでご注意ください。
私たちはユーザーのプロンプトやLLMアウトプットがデバイス内部で完結する、デバイス上でのLLM展開について実現に向けた研究を続けます。
この記事を読む →Brave Searchの統合によりBraveのビルトインAIアシスタントLeoはさらに便利になりました。
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