Brave Walletパートナーに新たに6つの業界をリードするDAppsが加わりました

Beefy.finance、Elk Finance、Elpis Battles、Lido、Tulip、Venus Protocolの新たなインテグレーションにより、BraveのマルチチェーンクリプトウォレットはWeb3へのアクセスがさらに簡単になりました

先月、私たちはウォレットパートナープログラムとして、Braveウォレット接続を統合した6つの最初のパートナーを発表しました（ApeSwap、Arken、Bogged、DODO、Open Ocean、Skiff）。そして、今月は10以上のネットワークにまたがる6つの主要なDApps（分散型/非中央集権型アプリケーション）がパートナープログラムに参加することを皆様にお知らせすることができ、大変嬉しく思っています。

Web3で広く利用されている分散型アプリケーションと提携することで、Brave Walletの使いやすさと豊富な機能セットはさらに豊かになります。例えば、非中央集権型のスワップ、マルチチェーンポートフォリオビュー、Rampのようなオンランプ・パートナーによるフィアットからのクリプトの購入(日本国内はサービス対象外)、そしてWeb3をより利用しやすくするための継続的なアップデートや追加機能などがBraveウォレットにあります。重要なのは、このプログラムのパートナーは、当社のブログ、コミュニティチャンネル、ソーシャルメディア、およびBrave Adsを通じて、Braveの6200万人以上のユーザーに対して自社のDAppsを合同で宣伝できるというメリットがあることです。

分散型金融（DeFi）へのアクセス向上、プライバシーツール、活発なソーシャルコミュニティなど、BATやBraveウォレットのユーザーにこれらのパートナーシップが作り出す、様々な機会を提供できることを嬉しく思います。新しいパートナーが加わるたびに、安全なマルチチェーンウォレットを提供するという我々のコミットメントが深まり、今後さらに多くのユーザーがWeb3に参加することを期待しています。

Beefy

Beefyは、最大かつ最も利用されているイールドアグリゲーターの1つで、16の異なるネットワークと数十の分散型取引所にわたる流動性ポジションで、ユーザーがより多くの利回りを獲得できるよう、スマートコントラクトボルトを備えています。Polygon、Arbitrum、Cronosなど、いくつかの主要なEVM互換チェーンやEthereum Layer 2ソリューション上のイールドアグリゲーターの中で、TVL（total value locked）においてトップの座を占めています。

“Braveのような数百万人のコミュニティを持つプラットフォームにBeefyのサービスを統合することは、利用者を増やすための完璧なユースケースと言えます。DeFiに参加する機会を通じてAPYを獲得することは、一部の人だけのものであってはならず、Braveのエコシステムを活用することで、これまで以上に多くの人が獲得できるようになるでしょう」と、Beefyのリードデベロッパー兼戦略的パートナーシップコーディネーターのWesoは述べています。

Elk Finance

Elk Financeが提供するコアプロダクトであるElkNetは、19のEVM対応チェーンを接続するマルチチェーンブリッジネットワークで、ユーザーはあるチェーンから別のチェーンへ迅速かつ安全にトークンを移動させることが可能です。エルクは資産の移動に加えて、クロスチェーンスワップを追加しており、ユーザーはブリッジされた資産を別のトークンとして受け取ることができる選択肢を提供しています。Elkチームは、「私たちのモットーは、いつでも、どこでも、どんなチェーンでもです」と述べています。

Elpis Battle

Elpis Battleは、東南アジアのゲームスタジオであるZEGO Studioが開発した、Binance Smart Chainネットワークに実装されたターンベースRPGのNFTゲームです。暗号通貨、NFTゲーム、DeFiを組み合わせることで、Elpisの開発者はElpis Battleのプレイヤーに新しいゲーム体験を提供することに取り組んでいます。Elpisは、プレイヤーが架空の王国の物語を探索するだけでなく、Elpis経済の参加者として、価値の創造、交換、資産の売買を行うことができる世界です。

「大きな目標に向けた共通のビジョンが、私たちのパートナーシップの基盤となっています。このクロスプラットフォームのパートナーシップは、ユーザーが安全かつ快適に単一のウォレットからクリプトポートフォリオを管理、成長、交換できるようになることを思い描いています」とElpis Battle Teamは述べています。

Lido

EthereumとSolanaだけで50億ドル以上がロックされているLidoは、現在利用できるリキッドステーキングプロトコルの中で圧倒的に広く使用されています。Lidoは、誰でも簡単にステークコンセンサスのプルーフに参加しながら、ユーザーがDeFiプロトコルとやりとりすることができます。この流動性により、ユーザーはEthereum、Solana、Polygon、Polkadot、Kusamaなどの業界最大のブロックチェーンにおいて自分に最適なDeFi戦略を見つけることができるのです。

「Braveのように数百万人のコミュニティを持つプラットフォームは、LidoがDeFiを次世代に伝えるため、そしてシステムの耐障害性を高めるために不可欠なことです。これは、Lidoとリキッドステーキングが作られた理由の全てであり、Lidoが世界的に主要なリキッドステーキング・プロバイダーになった要因でもあります」と、Lidoのビジネス開発責任者であるJacob Blishは述べています。

Tulip

Tulip Protocolは、Solana上に構築された最初のイールドアグリションプラットフォームで、自動複利Vaultの戦略を備えています。このDAppは、Solanaの低コストで高効率なブロックチェーンを活用するように設計されています。これにより、アクティブな管理を必要とせずに、Vault戦略が頻繁に混ぜ合わされ、より高いAPYを持つ利回りファームに利益をもたらすことができます。また、ガス代も低く抑えらます。Tulipは現在、レンディング、自動複利保管庫、レバレッジド・イールド・ファーム、そして新たに立ち上げたストラテジーVaultsなど、ユーザーにさまざまな戦略を提供しています。

「Tulipは、すべてのエンドユーザーのために利回りを簡素化することを追求します。Braveとのパートナーシップにより、Brave Walletユーザーが当社のプロトコルを使用してシングルクリックでイールドを生成することができるようになると、私たちの求める理想に近づくことができます。我々は、引き続きBraveと協力し続けることを嬉しく思います。」とTulipプロトコルの共同創設者であるSenxは述べています。

Venus Protocol

Venusは、貸し借りを行う主要なDeFi市場であり、BNB Chain上のTVLで2番目に大きい分散型アプリケーションです。ユーザーは、多くのプール（XVS、BTCB、ETH、BNBを含む）と様々なステーブルコインを使用して、変動金利で資産を貸し借りすることができます。借り手は、低金利で様々なトークンへのオンデマンドアクセスの恩恵を受けることができ、一方、預け手は、アイドルになっている資産で利回りを得ることができます。Venusは現在、22種類の暗号通貨をサポートしています。

「VenusとBraveを統合することで、2つのDeFiのリーダーが一緒になって何百万人ものユーザーに金融包摂（ファイナンシャル・インクルージョン）の扉を開くことができます。これは、世界中でオープンファイナンスを実現するための始まりに過ぎません。」と、VenusのCEOであるBrad Harrisonは述べています。

現在はBrave Walletパートナープログラムは、Braveが各分野の有力DAppsにアプローチし、プログラムへの招待を行っていますが、今年後半には、DAppsからパートナーへの参加要望を提出することがにできるようにプログラムを適応・拡大することを目指しています。

一方、Brave WalletをDAppに統合することを検討している開発者の方は、詳細な開発者向けドキュメントがありますのでご覧ください。