Braveは検索業界に競争をもたらす独自のSearch APIをリリースします
本日、BraveはBrave Search APIをリリースします。Web検索機能を必要とする次世代アプリを構築する際にBrave Searchのバックボーンを世界中の企業や開発者が利用できるようにしました。
この記事を読む →わたしたちは検索をするとき、関連性が高く、ノイズの少ない有益な検索結果を求めます。しかし、残念ながら検索エンジン最適化(SEO)はひとつの科学、そして大きなビジネスとなり、GoogleなどのBig Techによる検索エンジンの検索結果ページは、システムを操作してサイトのランクを上げようとするマーケティング担当者による広告や自動コンテンツ(または「SEOスパム」)でグチャグチャになっていることがあります。
このような背景のもと、BraveはBrave Searchのエキサイティングな新機能を発表します。Discussionsと呼ばれるこの機能は、現在デスクトップとモバイルで利用できます。
Brave SearchのDiscussionsは、特定のトピックに関するリアルな人間同士の会話へのアクセスとして、特にSEOコンテンツに悩まされるトピックに適しています。このようなコンテンツは、最近のブログで “Google Search is dying” と指摘されるほどGoogleで顕著であり、情報を求めている人々をWeb検索から遠ざけています。その代わりに、そのような人々はRedditのようなフォーラムサイトに注目しています。Redditには複数の視点があり、回答の品質を測る方法として、投票や「いいね!」が用意されています。
SEOスパムに対しては、Brave Searchはすでに他の検索エンジンより優れていますが、Discussionsによって、Brave Searchは検索結果をさらに強化し、人々が求める本当の人間の会話(と答え)を検索結果ページに直接もたらします。
Discussionsでは、Brave Searchの検索結果に、Redditなどの人気フォーラムサイトから取得した、検索ワードに関連する実際の会話が追加されます。これにより、ユーザーは、Webサイトがキュレーションしたコンテンツを読むだけでなく、コミュニティがそのトピックについて何を言っているかを簡単に確認することができます。
Discussionsは何百ものシナリオに適用できますが、特に以下のような場合に有効です。
Brave Searchチームは、長期に渡りDiscussionsを開発してきましたが、この機能がデスクトップとモバイルのBrave Searchで使えるようになりました。Discussionsは、検索をより多様なコンテンツにし、検索結果における視点を増やし、最終的に人々が最も有用で関連性の高い情報を見つけられるようにするための第一歩となるものです。人々は、さまざまな本物の検索結果に簡単にアクセスすることを期待しています。Discussionsによって、Brave Searchはその期待に応えます。
Discussionsを見るには、Brave Searchで何か検索をしてみてください。多くの検索ワードで、検索結果ページの上部付近にディスカッショントピックのリストが表示されます。
これらDiscussionsに対応するため、Brave Searchの検索アルゴリズムは、ディスカッションフォーラムが検索結果に対して代替または補完的な視点を与える可能性がある検索ワードを検出します。このディスカッションを検索結果に表示させるためのスコアは、以下のようにさまざまなシグナルに基づいています。
今のところ、Brave Search Discussionsは、RedditとStackExchangeをソースとしていますが、近い将来Discussionsのソースをさらに追加する予定です。
Discussionsの力は、検索クエリ毎に異なるフォーラム主導の回答を提供することです。これは、本質的に必要としている議論やその回答を提供し、自動化されたコンテンツやSEOスパムの問題を解決することを目指します。
しかし、Discussionsは、検索をより中立的でオープンなものにし、結果の偏りや公然としたフィルタリングに対抗するというBraveのミッションの第一歩に過ぎません。Discussionsに続いて、Brave Gogglesがまもなく登場します。これは、ユーザーが独自の検索結果フィルタやルールセットを作成し、検索可能な空間を限定したり、検索結果の順序を変更したりできるようにするものです。
(Googleのように)検索結果のランキングやキュレーションに関するただ一つの謎のロジックのようなものではなく、Brave Search Gogglesは、ほぼ無限に近いランキングとフィルタリングオプションを可能にします。それらは全て、ユーザーのコミュニティによって推進されるのです。そして、私たちがアクセスする情報に対するBig Techによるバイアスや目に見えない影響力に対抗するため、DiscussionsとGogglesが組み合わされることで、強力なツールセットを提供することができるようになります。
Discussions(そして、のちに追加されるGoggles)は、Brave Searchの真の力を示しています。
Brave Searchは、1日の検索数が1200万を突破しました(年間の検索数は42億以上です)。これは、独立した検索オプションに明確な需要があることを示しています。これらに加えて、トラッカー、フィンガープリンティングなど、広告主がオンラインであなたを特定しようとする不気味な方法をブロックするBraveブラウザの保護機能を追加すると、Big Techに対する現実的で実用的な手段を手に入れることができるのです。
Discussionsは、Brave Searchのすべてのユーザー、すべてのプラットフォームで利用可能です。実際に使ってみたい方は、どのブラウザからでもsearch.brave.comにアクセスし、検索を試してみてください。
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本日、BraveはBrave Search APIをリリースします。Web検索機能を必要とする次世代アプリを構築する際にBrave Searchのバックボーンを世界中の企業や開発者が利用できるようにしました。
この記事を読む →Brave Searchで表示されるすべてのWeb検索結果が、Brave独自のインデックスによって提供されるようになりました。これまでクエリ結果の約7%を占めていたBingへの検索APIコールはすべて削除されました。
この記事を読む →サマライザーは、Web検索結果をもとに、検索ワードの入力に応じて、Brave Searchの検索結果ページの上部に簡潔で要点を押さえた回答を提供します。
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