BraveとBinanceが提携し、ブラウザで直接仮想通貨取引が可能に

BraveのブラウザにBinanceウィジェットが組み込まれ、 ユーザの手元で簡単に仮想通貨を管理できる初のブラウザが誕生しました

BraveのブラウザにBinanceウィジェットが組み込まれ、
ユーザの手元で簡単に仮想通貨を管理できる
初のブラウザが誕生しました

〈2020年3月24日、サンフランシスコ〉 プライバシーの保護とブロックチェーンベースのデジタル広告プラットフォームを組み合わせた革新的なBraveブラウザを作り出したBrave Softwareと、仮想通貨取引で世界最大の取引数とユーザ数を擁するグローバルなブロックチェーン企業のBinanceは、本日、パートナーシップを結びました。このパートナーシップにより、Braveブラウザのユーザは、Binanceを介して暗号資産をシームレスに取り引きできるようになります。

Braveのデスクトップブラウザの新しいタブページには、Binanceウィジェットが追加されています。Braveは、仮想通貨の購入や取引を行える機能が組み込まれた初のブラウザとなりました。BraveのユーザはBinanceウィジェットを使って、ブラウザを離れることなくBinance.comとBinance.US(アメリカを拠点とするユーザが対象)にアクセスしたり、暗号資産の売買を行ったり、残高を確認したり、入金用アドレスを取得したりできます。

Braveユーザは、Binanceウィジェットで、仮想通貨の購入、入金、取引、概要の確認など、仮想通貨の管理に関する様々なオプションを利用できます。ユーザは、Bitcoin、Ethereum、Ripple、Litecoin、その他Binanceが取り扱う数々の仮想通貨を取り引きできるようになります。  

また、BinanceウィジェットはBraveへ組み込まれており、インラインフレームの読み込み(別ページにあるドキュメントの埋め込み)ではないため、ユーザのプライバシーも守られます。ユーザがOAuthで認証し、ユーザとウィジェットとのやり取りがある場合のみ、API呼び出しが行われます。

「暗号資産に不慣れなユーザにとって、仮想通貨取引は億劫な作業です。BraveブラウザにBinanceを組み込んだことで、プロセスがシームレスかつシンプルになります」と話すのは、BraveのCEOであり共同創業者の一人、Brendan Eichです。「Binanceのような大手取引所を直接ブラウザに導入したことで、Braveは仮想通貨取引の主流を取り入れ、ユーザが簡単に取引を行えるようにしました」 

「BinanceウィジェットはBraveのプライバシー重視型ブラウザに配置されているため、一層安全に仮想通貨の売買を行うことができるというイメージが浸透します。また、Binanceの機能を取り付けたり、Binanceのエコシステムで取引ややり取りを行うことに関して、ユーザの抵抗感も和らぎます」こう話すのは、BinanceのCEO、Changpeng Zhao (‘CZ’)です。「Braveと長期的にパートナーシップ関係を築くことで、近い将来、仮想通貨のやり取りをさらに簡潔にし、有用性を一層高めて行けることを楽しみにしています」

 

この新機能の初期バージョンは、本日よりデスクトップ版のBrave Nightlyでお試しいただけます。4月には、通常のデスクトップ向けをリリース予定です。新しいタブページのBinanceウィジェットはデフォルトではオンになっていますが、オフにしたりタブページに直接表示されないように隠したり、お好みに合わせて設定を変更できます。モバイルプラットフォームでの可用性については、追ってお知らせしていく予定です。

###

Brave Softwareについて

Brave Softwareが提供するブラウザは、ブロックチェーンベースのデジタル広告プラットフォームを組み込んだ高速かつプライバシー配慮型のブラウザです。ユーザ、パブリッシャー、そして広告主のために刷新を続けています。ユーザは、プライバシーを守りながら一層高速なウェブを体験でき、バッテリーは長持ちします。パブリッシャーは収益の取り分を増やし、広告主はコンバージョンを向上させることができます。ユーザはプライバシーに配慮した広告を表示するようオプトインし、報酬としてベーシックアテンショントークンを受け取ることができます。ユーザは受け取った報酬を償還したり、チップとして送ったり、パブリッシャーやその他コンテンツクリエーターに寄付したりできます。Braveのソリューションは、オープンなウェブにおける関与者、そしてプライバシーの侵害やアドテク仲介業者が大きな取り分を得ることにうんざりしている人など、全員がウィンウィンの関係を築くためのものです。現在、Braveの月間アクティブユーザ数は1,200万人以上で、500,000以上の認証済みパブリッシャーがいます。Brave Softwareの創業者は、JavaScriptを考案しMozillaを共同で創業したBrendan Eichと、Khan AcademyとMozillaでの経験を持つBrian Bondyの2人です。

Binanceについて 

Binanceは、デジタル資産取引で世界最大の取引数とユーザ数を擁するグローバルなブロックチェーン企業です。仮想通貨の普及を促進するという壮大なミッションの達成に向けて、例えば次に示すような25以上のプロダクトやプロジェクトを進め、イニシアチブをとっています。

  • Binance Exchange(Binance.com):Binance Futures(先物取引所)Spot & Marginの取引Binance LendingおよびBinance Staking
  • Binance Academy:ブロックチェーンと仮想通貨について学べる非営利のポータルサイト
  • Binance Charity:慈善活動の透明性を高めるためにブロックチェーンを採用した初めての寄付プラットフォームおよび非営利団体
  • Binance DEX:デジタル資産を非中央集権的に発行および取り引きするために、ブロックチェーンのBinance Chain上に構築されたコミュニティ主導の分散型取引所
  • Binance Fiat Gateways:仮想通貨売買のためのプラットフォーム。現地のパートナーやP2Pプラットフォームを介して、170以上の国や地域を対象とする。Fiat-to-Crypto Platforms:世界各地のパートナーと協力して立ち上げた各種ジョイントベンチャー。仮想通貨の売買や取引を行う。Binance USBinance JerseyBinance SingaporeBinance UgandaBinance Lite Australiaなど。
  • Binance Labs:ベンチャー部門およびインキュベーターで、初期ステージにあるブロックチェーン関連のスタートアップ企業やインフラへの投資や支援を行う
  • Binance Launchpad:ブロックチェーン関連の革新的なスタートアップ企業や斬新な起業家を支援するための、専用のトークンローンチプラットフォーム
  • Binance Research:仮想通貨の投資家のためにデータ分析に基づく見解を提供する研究機関
  • Binance X:ブロックチェーン開発者のイノベーションや業界の成長を促進し、意義深いユースケースを構築していくための、開発者向けのイニシアチブ 
  • 他に、Binance Cloud(取引所立ち上げのためのエンドツーエンドの企業向けソリューション)、Binance Info(マーケットのニュースや見解)、Trust Wallet(モバイルウォレットとdAppブラウザ)など

さらに詳しい情報は、http://www.binance.com をご覧ください。

報道・メディア関係者向けのお問い合わせ先

Brave: press@brave.com

Binance: pr@binance.com

Related articles

Braveで新しいWebを体験する準備はできましたか?

Braveはプライバシーとパフォーマンスを重視するWebのパイオニアからなるチームによって開発されています。Braveを利用しWebの再構築に協力していただけませんか?