Braveが8,500万以上のユーザーに.braveの提供を開始、オンチェーンネーミングサービスを立ち上げた最初のブラウザに
Braveはデジタルアイデンティティとインターネットの分散化に向けた大きな一歩として、独自のオンチェーントップレベルドメインを立ち上げた最初のブラウザとなりました。
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先日のロードマップでお伝えしたように、Leoは役立つブラウジングコンパニオンから、あなたのワークフローに適応してより生産性を高めるスマートでパーソナライズされたコラボレーターへと進化しました。Braveブラウザの最新版で、Leoはこのコラボレーターアプローチをさらに発展させ、あなたの特定のニーズに適したAIモデルをインテリジェントに選択するようになりました。
Leoの新しい自動モードは、新しいモデルがリリースされても、調査、評価、手動での切り替えを行うことなく、常に利用可能な最も高性能なAIモデルを使用できることを保証します。新しくより強力なモデルでAI環境が急速に進化する中、自動モードは、無料版のLeoを使用している場合でも、最先端のモデルが利用できるLeo Premiumを使用している場合でも、最適なデフォルトオプションへのアクセスを提供します。
モデルセレクターの自動オプションは、利便性のためにインテリジェントなデフォルト設定を提供する一方で、必要に応じて特定のモデルを手動で選択する機能を常に保持しています。どのモデルが使用されたかを常に確認でき、すぐに手動選択に切り替えて好みのモデルを選択したり、他のモデルで再生成したり、いつでも独自のデフォルト設定を行うことができます。
自動モードの改善を続けることで、特定のタスクに適したモデルのマッチングがさらにスマートになります。現在は、利用プランに応じた画像処理可能なモデルに画像をルーティングしており、言語、コード、ブラウザタブの整理や詳細な調査の実施などのタスク固有の用途といった、より多くのコンテキストタイプに対するルーティング機能を追加していきます。
Leoが提供するモデルは利用可能な範囲で高性能なAIにアクセスできるよう継続的に改善が行われてきました。
時系列 | デフォルト | 更新内容 | 主な機能 |
---|---|---|---|
2023年秋 | 無料:Llama 2 13B プレミアム:Claude 2 Sonnet |
Llama 2, Claude 2 Haiku、Sonnetを使用してLeo初回リリース | 一般会話、基本タスク |
2024年冬 | 無料:Mixtral 8x7B プレミアム:Claude 2 Sonnet |
Llama 2を廃止し、Mixtral 8x7Bをデフォルトに追加 | 高速、高品質なレスポンス |
2024年夏 | 無料:Mixtral 8x7B プレミアム:Claude 3.5 Sonnet |
プレミアムではClaude 2を Claude 3.5に更新(Haiku 及び Sonnet)、Llamaを3に更新 | 推論能力の向上、創作文章の品質向上、精度の改善 |
2024年秋 | 無料:Llama 3.1 8B プレミアム:Claude 3.5 Sonnet |
レスポンス品質改善のため無料版のデフォルトをLlama 3.1に変更 | コーディングの向上、画像解析、複数言語サポート |
2025年冬 | 無料:Llama 3.1 8B プレミアム:Claude 3.7 Sonnet |
Claude Sonnetを3.7に更新、Qwen 14Bを追加 | 推論能力の向上、複数言語における回答品質の向上、高速プロセス |
2025年春 | 自動選択 | Claude SonnetをClaude Sonnet 4に、QwenをQwen 3に更新、Llama 3.2 Vision、DeepSeek R1、そして(まもなく)Gemma 3を追加、Mixtralを削除し、スマートルーティングを搭載。Claudeモデルにおいて30日のデータ保持を撤廃 | 自動インテリジェントルーティング、推論能力の向上 |
現行モデルラインナップ:
自動モードを使用することで、各モデルの個別の強みを把握したり、手動で切り替えたりする必要なく、これらすべてのモデルの最良の部分を活用できます(手動での切り替えも可能です)。
Leoの既存機能を基盤として、プロンプトを編集し、レスポンスを再生成して、あなのニーズに最適な出力を得ることができるようになりました。このワークフローにより以下が可能になります。
究極のコントロールを求めるユーザーのために、LeoのBring Your Own Model(BYOM)機能では、デバイス上でローカルに実行されているものでも、リモートでホストされているものでも、独自のAIモデルをLeoに接続できます。Ollamaなどのフレームワークを使用してモデルを直接デバイス上で実行し、それらをLeoに接続することで、すべてのデータをプライベートに保つことができます。OpenAIのGPT-4などのサードパーティAPIを使用したい場合は、BYOMがあなた自身のキーを使用してそれらに接続します。
BYOMは、Leoの会話UXとブラウザネイティブなコンテキスト処理機能をシームレスに連携します。カスタムモデルをレスポンス生成のデフォルトモデルとして設定することも可能です。レスポンスの再生成やタブ整理など、その他のLeo機能も間もなくBYOMと統合される予定です。
これらの新たな機能はLeo独自のプライバシー・ファーストのインフラの上に構築されています。
サードパーティのデータ保持を撤廃:Anthropicの標準API条件下でClaudeモデルに以前適用されていた30日間のデータ保持を廃止しました。ClaudeモデルをAWS Bedrockに移行することで、すべてのモデルが同一のプライバシー基準の下で動作するようになりました。
結果:
この自己ホスト型とBedrock設定モデルの組み合わせにより、仕事、学校、個人のワークフローでAIを使用する人々にとって重要なプライバシー保護機能が構築されます。さらに、単一のモデルプロバイダーに依存しない独立性により、ベンダーロックインや他社の提供内容を制限する制約的な条件に縛られることなく、利用可能な最良のオプションを採用できます。
Leoの自動化は、あなたの知性と主体性を尊重するよう設計されています。自動モードがモデルを選択する際、どのモデルが選ばれたかを確認でき、すぐに代替案を試すことができます。レスポンスを再生成する際は、異なるモデルが同じタスクにどのようにアプローチするかを比較できます。
この透明性は、最良のパーソナライズされたAIコラボレーターとは、あなたの代わりに決定を下すものではなく、あなた自身がより良い決定を下せるようにするものであるという、私たちの幅広い哲学を反映しています。
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