「スポンサードイメージ」の導入について

執筆者 1月 16, 2020Announcements, Brave Insights, Community, New Features, Press

本日Braveのプライベート広告プラットフォームに新たに「スポンサー画像」が追加されました。

ブランド企業から提供された画像が、Braveの新規タブページ内に大きく背景画像として表示されます。 「スポンサードイメージ」によって、Braveのミッションの実現に向けて新たな収益をもたらすと同時に、より多くのユーザの皆様にBrave Rewardsを有効にしていただき広告閲覧報酬を受け取っていただくことが可能になります。今後数か月のうちにスマートフォン版、デスクトップ版Braveで順次リリースされる予定です。

もちろんBraveのその他機能と同様「スポンサードイメージ」でもプライバシーが重視されています。

本機能の背景

Braveをご利用のみなさまは新規タブページに表示される背景画像のことをご存知かと思います。この機能は2016年9月から提供されており、以来ご好評いただいています。こちらで表示している写真はBraveのデザインチームがセレクトしています。また一部Braveコミュニティのメンバーから提案頂いたものあります。現在16種類の画像がバンドルされており、定期的に更新して新しい画像をお届けしています。

この機能について過去3年の間に多くの好意的なフィードバックをいただきました。多彩で安心感を与えるような画像が好まれるようです。一方でよりシンプルなスタートページを好む人もいらっしゃいましたので、最近画像表示をオフにすることもできるようになりました。

Braveの背景画像の一例をご紹介いたします。

ちなみに4枚目はSpaceXのロケット発射の様子です。このような宇宙関連の印象的な写真をこれまでにも何度か採用してきました。 実はこちらはBraveのユーザの方から Twitterでご紹介頂いたことがきっかけで追加されました。SpaceXの発射写真はCreative Commonsライセンスで利用可能でしたので採用させていただきました。

スポンサーイメージ機能

背景画像機能の追加以降、ユーザから何度か興味深いご質問をいただきました。「SpaceXはこの写真をBraveで表示することに対して広告費用を支払うのでしょうか?」というものでした。

端的な回答としては「No」なのですが、ご質問を頂いたことがきっかけで、この背景画像機能を活かしBraveのエコシステムを盛り上げていくことが出来るのではないか、という考えに至りました。

このアイディアから発展し最終的に「スポンサードイメージ」として実装されることになったのです。新規タブページで表示される背景画像として一部、企業から提供された画像が表示されるという機能です。

機能の詳細は以下の通りです

  • 既存の新規タブページの画像と同様、フルスクリーンで表示されます。ブランドと使用する画像はBraveが審査しています。大きな画像と左下にオーバーレイされた小さなロゴ、というフォーマットに合わせる必要があります。
  • 「スポンサーイメージ」はプライベートです。意味するところとしては、通常のデジタル広告よりも屋外看板のように機能します。スポンサーシップは国ごとに共通のものが表示されます。
  • 「スポンサーイメージ」は画像のローテーションに追加され、新規タブページを4回開くたびに表示されます。 新規タブページで「スポンサーイメージ」または背景画像機能を、直接オフにすることもできます。

よりサステナブルなプラットフォームへ

私たちはより多くの人々がBrave Rewardsに参加していただけるように取り組みを進めています。Brave Rewardsに参加頂いたBraveユーザの皆様は、プライバシーを重視した広告を表示することで出稿費用の70%を受け取ることが可能です。また受け取った報酬でお気に入りのクリエイターを応援することが可能になります。

「スポンサードイメージ」はその取り組みの一環です。Brave Rewardsに参加するひとつの理由になるのではないかと考えています。「スポンサーイメージ」が初めて表示された際、Brave Rewardsに参加し報酬を獲得するか選択することが可能です。既にご提供中のプッシュ通知形式の広告と同じです。Brave Rewardsに参加すると「スポンサードイメージ」の70%の収益分配を受け取ることができます。残り30%がBraveの収益となります。

「スポンサードイメージ」は新規タブページ上で簡単にオフにすることができます。 「スポンサードイメージ」は、デフォルトでBraveを使用している全員に表示されます。既に多くの方がBrave Rewardsに参加頂いていますが、まだご参加頂いていないユーザーの方についてはBrave Rewardsを有効にしてウォレットを作成いただくまでは報酬をお支払いすることができません。

「スポンサードイメージ」は、Brave Rewardsを有効にする理由ときっかけになると信じています。より多くの人々にご参加頂くことでより多くの報酬が支払われ、より多くのコンテンツクリエイターが活動の支援を受けられるようになります。Brave Rewardsの目的はユーザの皆さんの貴重な関心/注意に対して報酬が支払われ、ウェブ全体をよりよくしていくことです。Brave RewardsとBAT経済圏を、現在ウェブを支配している監視経済に替わる持続可能な仕組みとしていくための一つのステップです。

 

Braveの広告とプライバシーに関する考え方

広告とプライバシーに対するBraveの全体的な考え方と、今回導入される「スポンサードイメージ」との関連についてご説明させてください。

Braveはユーザのプライバシー保護に全力を尽くしています。当社は訪問するサイトとサイト上での行動データ集めることを事業とするあらゆる企業によるトラッキングをブロックします。もちろん私たち自身はトラッキングを行いません。一方で現在ほぼすべての広告がトラッキングと不可分なため、トラッキングをブロックするとほとんどのオンライン広告がブロックされます。

 

ファーストパーティ広告とサードパーティ広告は明確に区別しています。ファーストパーティ広告は、表示しているサイトから配信されます。例としてはDuckDuckGoの検索結果ページに表示される広告です。つまり「ファーストパーティ」は、コンテンツと広告の両方を提供しているケースを指します。duckduckgo.comで検索することにより、そのサイトと能動的にやりとりを行っているため、Braveはこの方法で配信される広告をブロックしません。

サードパーティの広告は異なります。サードパーティの広告は、ウェブ全体で利用者を追跡することができ、異なるサイト間で行動履歴のプロファイルを作成することが可能です。ユーザが気付かないうちにデータが収集・共有されているのです。サードパーティの広告は、またマルウェアを広げるためにも利用されます。サードパーティ広告を配置しているサイト側でも何を配信しているのかコントロールすることが難しいためです。このような理由からBraveはサードパーティ広告と関連したトラッカーをブロックします。 

スポンサー広告は一般的にファーストパーティ広告としての配信に適しています。サイトはコンテンツの一部としてスポンサー付きコンテンツを配信できます。クロスサイトトラッキングやユーザーレベルのターゲティングは必要としません。自身のサーバーから配信されるスポンサー広告Braveによってブロックされません。

BraveのCEOであるBrendan Eichは、「Bitcoinがもたらしたこと」に関するPeter McCormack氏のPodcastのインタビューの中で、ファーストパーティ広告とクロスサイトサードパーティ(あるいはプログラマティック)の議論など、ウェブ配信広告の歴史について詳しく話しています。ファーストパーティとクロスサイトの区別は度々曖昧です。一部のサイトでは配信されるコンテンツを完全に制御してスポンサー広告を直接販売しているものの、配信にサードパーティを用いているため、クロスサイトトラッキングが可能になっています。Braveはこのような広告はブロックします。

Braveの「スポンサードイメージ」は、ユーザーをトラッキングしないファーストパーティ広告の形式で提供されます。

 

Brave経済圏の成長に向けて

Braveをご利用頂いている全ての方にBrave Rewardsへの参加促していくことが大切です。「スポンサードイメージ」は強制的なものではなく、プライバシーも侵害されません。これは利用者の注意に関心を敬意が払われ、プライバシーが尊重されるWebへの前向きな一歩であり、コンテンツクリエイターを簡単にサポートできるようになることに繋がります。皆様のフィードバックをお待ちしています。 

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