Leo —ユーザープライバシーを保護するBraveのAIブラウザアシスタント— デスクトップで利用可能に
3ヶ月前、BraveはブラウザネイティブのAIアシスタントであるLeoを、開発者やテスター向けのNightlyチャンネルで先行公開しました。本日、Brave Leoがデスクトップ版バージョン1.60ですべてのBraveユーザーにご利用いただけるようになりました。
この記事を読む →tl;dr(概要) — 本日、Braveニュースは、統合RSSサブスクリプション、地域毎にパーソナライズされたサジェスト、Brave Searchによる新しいソースやコンテンツチャンネル、その他様々な改善がリリースされました。また、新たにブラジル、カナダ、メキシコ、スペイン、英国がサポート地域に追加されました。
Big Techは、Web 2.0スタイルの中央集権型ニュースアグリゲーションによってニュースのエコシステムを統制しています。しかし、この支配力は、特に非中央集権型モデルが人気を集めるにつれて、衰えつつあります。多くの点で、RSSフィードとRSSリーダーは(以前からあるものですが)Web3スタイルの分散化の初期の例と言えます。私たちは、非中央集権型のニュース・エコシステムが、ユーザーとパブリッシャーにとって、今日のBig Techが提供するものよりはるかに優れていることをBraveニュースによって明らかにできるのではないかと考えています。
Braveは、ユーザーがニュース体験に求める機能(コンテンツの発見、フィードのサブスクリプション、パーソナライズされた提案など)を直接ブラウザで提供します。これらのBraveニュースの機能はすべてユーザーのデバイスのみで行われるため、中央集権的に管理されたサーバーに依存する必要はありません。このたびのアップデートにより、ユーザーは自分のニュースフィードとパブリッシャーとの関係をより自由にコントロールできるようになります。
本日のブラウザリリース(デスクトップバージョン1.46)には、非中央集権化され、なおかつプライバシーが保護されたニュースエコシステムというビジョンにBraveニュースが近づくための、以下の改善が含まれています。
Braveニュースは、ブラウザの履歴を使用してフィードのコンテンツをパーソナライズすることもできますが、他のブラウザフィード(Googleニュースなど)とは異なり、Braveで行われるコンテンツのパーソナライズはブラウザ内だけで行われ、あなたのブラウジングデータがあなたのデバイスの外に送信されることはありません。
Braveニュースは、フィード内で最も多くフォローしているコンテンツをランク付けし、あなたの閲覧履歴や既にフォローしているソースに基づいて、新しくフォローすべきソースを発見することを支援します。Braveは、互いに類似しているソースを識別し、設定画面でプライベートな提案をします。そこからフォローすることを選択して新たなニュースソースをフィードに追加することができます。
注:Braveのサジェストサービスはオープンソースプロジェクトとして公開されているので、その仕組みについて詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
多くのユーザーから、Braveニュースをもっとカスタマイズしたいとのご要望をいただいていましたが、本日のアップデートでは、ソースのフォローとフォロー解除の方法を改善し、クリプトニュース、音楽、新しいゲームチャンネルなど、トピックやカバーエリアを示す「チャンネル」を導入しました。すでにBraveニュースをご利用の方は、旧バージョンのブレイブニュースで行ったカスタマイズが自動的に新バージョンに反映され、ソースの管理もよりシンプルなインターフェイスになっています。
Braveニュースは、Brave Searchによって国際的な広がりも見せています。Brave Searchに世界中の人気コンテンツソースを問い合わせ、RSSフィードを公開しているパブリッシャーを探し出すことで、Braveニュースは言語や地域に特化したコンテンツに対応するようになりました。日本、米国に加え、カナダと英国は英語、メキシコとスペインはスペイン語、ブラジルはポルトガル語に対応しました。今後、さらに多くの言語と地域が追加される予定です。
BraveブラウザでパブリッシャーのWebサイトを閲覧すると、ワンクリックでフォローできる新しいボタンが表示されるようになります。このボタンは、ブラウザのアドレスバーにあり、RSSフィードを提供しているサイトにアクセスするといつでも表示されます。フォローをクリックすると、その配信者のコンテンツがBraveニュースに自動的に表示され、ブラウザがフィードを取得するたびに更新されます。
注:ブラウザのアドレスバーに表示される新しい フォロー ボタンは、今月末にリリースされる予定です。本日のリリースはデスクトップユーザー向けで、iOSは近日公開予定のバージョン1.46でBraveニュースがアップデートされる予定です。Androidでは、その後間も無くBraveニュースがアップデートされる予定です。
多くのユーザーから、より伝統的なインボックス・スタイルのRSSニュースリーダーなど、Braveニュースのフィードの別の表示方法のリクエストをいただいており、近日中に取り組む予定です。また、Braveニュースの広告表示のないバージョン、モバイルアラート、クロスプラットフォームの同期、インポート/エクスポートオプションや、他のBraveプロダクトや機能との便利な統合なども追加する予定です。
Braveニュースでブラウザから直接ニュースやコンテンツを楽しむには、Braveブラウザで新しいタブを開き、スクロールして開始するだけです。まだBraveをお使いでない方は、brave.com/downloadで今すぐダウンロードできます。
3ヶ月前、BraveはブラウザネイティブのAIアシスタントであるLeoを、開発者やテスター向けのNightlyチャンネルで先行公開しました。本日、Brave Leoがデスクトップ版バージョン1.60ですべてのBraveユーザーにご利用いただけるようになりました。
この記事を読む →Searchチームは、今年5月にリリースされたばかりのBrave Search APIで、画像、ニュース、動画の検索結果の提供をはじめます。
この記事を読む →2023年8月、BraveはネイティブAIアシスタントであるLeoをNightlyチャンネルでリリースし、それ以来、私たちは多くのユーザーからのフィードバックを取り入れ、この機能に多くの改良を加えてきました。
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