Brave Search Adsは2024年にオーガニック検索が80%増えるとともに、クリック・ボリュームが1500%の大幅増となりました
昨年、カナダ、英国、フランス、ドイツでBrave Search Adsを開始しました。本日は、最新情報と今後の展開をお知らせします。
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本日、私たちはBrave Searchの新機能となるRerankを発表できることを大変嬉しく思います。Rerankは検索結果から、検索ランキングをドメイン毎に上にあげたり、下に下げたりとカスタマイズするシンプルかつ強力な機能です。
Rerankは、ユーザーが検索エンジンの画一的なランキングを自分の明示的な入力で微調整することを可能にし、アルゴリズムの透明性が不透明で、ユーザーのプライバシーが保護されない不透明な他のサービスと比較して、より透明性の高いパーソナライゼーションを提供します。Rerankは無料で利用でき、search.brave.comで行われるすべての検索で利用可能です。
新しいRerank機能は、検索結果ページにパネルを導入し、個々のユーザーがBrave Searchで表示されるWebサイトの存在とランキング順位をよりコントロールできるようにします。パネルにはドメインが一覧表示され、それぞれをサムアップ(評価を上げる)またはサムダウン(評価を下げる)するオプションがあります。その時点から、上げられたドメインはユーザーが見るランキングの上位に上げられ、評価が下げられたドメインは検索結果に含まれなくなります。ドメインのランクアップまたはランクダウンは、いつでも調整または取り消すことができます。
“Rerankを使えば、ユーザーは自分の好みに合わせて検索結果を簡単に調整することができます。詳細不明のアルゴリズムによる不透明なパーソナライゼーションは行われません。Rerankはユーザーが自分自身で検索体験をコントロールできるようにします。”
– Arjaldo Karaj, VP, Brave Search
Rerankによって、他のユーザーやBrave Search全体のドメインプレゼンスやランキングが変更されることはありません。Rerankは、この機能を使用することを選択したユーザーに対してのみ、そのユーザーのデバイス上でのみ適用されます。Rerankは、Braveの業界をリードするプライバシー保護の基準に基づいて動作します。Rerankはユーザーを追跡せず1、変更は検索設定でいつでも行うことができます。
Rerankは、ユーザーファーストのWebというBraveのミッションをさらに押し広げます。検索エンジンの使用は個人的なものであり、同じアプローチが常に全てのユーザーにベストであるとは限りません。プロのインテリアデザイナーが、自分の仕事をサポートするインスピレーションを求めてWebで調べ物をするケースを考えてみましょう。彼らは個人的なDIYプロジェクトを公開しているサイトにはあまり興味がありません。Rerankを使用すれば、彼らは不要なサイトを切り捨て、プロのニーズにより合わせたドメインセットを作成できるようになります。もし同じインテリアデザイナーがオンライン装飾雑誌の有料購読者であれば、Rerankを利用してそれらのサイトを上位に表示させることもできます。
質問のようなクエリに簡潔に回答を行うBrave Searchの生成AI機能であるAnswer with AIも、Rerankによってベネフィットが生じます。ユーザー自身の検索順位に変更が加えられると、Answer with AIは、新たに変更された検索結果から回答を生成するために使用する情報の(すべてではありませんが)一部を取得するようになります。
Rerankを支えるテクノロジーであるGogglesは、2022年6月にBrave Searchに導入されました。Gogglesは、結果のランク付け方法を変更するカスタムフィルターを作成、適用、共有する方法を提供します。例えばGogglesでは、「左派系ニュース」、「右派系ニュース」、「技術ブログ」などカテゴリー毎にカスタムフィルターを作成することができます。
Gogglesは、Braveが検索におけるアルゴリズムの透明性と公開性を確保するためのいくつかの方法の1つです。私たちはBrave Searchに恣意的な調整を行うことはありませんが、すべての検索エンジンはデータとアルゴリズムの選択から生じる固有のバイアスをもっています。Gogglesは、アルゴリズムに内在するあらゆるバイアスに対抗する力をユーザーに与え、万能検索エンジンとしてはニッチかもしれない検索ユースケースを誰でも作成できるようにします。Brave Searchユーザーのコミュニティは、Gogglesを作成し、他のBrave Searchユーザーが使用できるように公開することができます。
RerankはGogglesに取って代わるものではなく、技術的な能力に関係なく、個々のユーザーが同様の結果を得るための、より速く、よりアクセスしやすい方法です。
すでに作成されているカスタマイズされた検索ランクを使用してみたい場合は、検索結果ページ(SERP)の「画像」「動画」「ニュース」タブと並ぶ「Goggles」タブに移動することで、デフォルトのGogglesを適用することができます。Braveはまた、人気のあるGogglesをリストアップし、Braveコミュニティによって作られたGogglesのオープンリポジトリを公開し、ユーザーがGogglesを自分で作って投稿するためのガイドを用意しています。
Brave Searchは、Bing以来最も急成長している独立系検索エンジンです。BigTechの検索エンジンとは異なり、Brave Searchはユーザーをプロファイリングしません。また、いわゆる代替エンジンとは異なり、Brave Searchは独自のWebインデックスから結果を提供します。つまりBrave Searchは、業界をリードするプライバシーと、BigTechのパーソナライゼーションに蔓延するバイアスや検閲への効果的な対抗策の両方を提供することができるのです。
Brave Searchはまた、質問のようなクエリが検出されるたびに、検索結果ページの上部にAIを搭載した要約を提供し、ユーザーに迅速かつ簡潔な情報を提供するリアルタイムの回答エンジン Answer with AI を搭載しています。
Brave Searchは1日あたり3800万件以上(毎月12億件以上)のクエリに対応し、その利用数は日々更新され続けています。Brave Searchは現在世界中で7500万人以上のユーザーを持つBraveブラウザのほとんどの新規ユーザーにとって、デフォルトの検索エンジンとなっています。
また、Brave SearchはSearch APIも提供しており、検索やAIアプリをパワーアップさせることができます。
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