BraveのAIアシスタントLeoの新しいSkill機能を紹介します

本日、Brave Leoの強力な新機能「スキル」を発表します。Leoスキルは、プロンプトベースのショートカットです。ブラウジング体験をより速く、効率的に、そしてあなたの特定のニーズに合わせてカスタマイズできます。スキルを使えば、お気に入りのプロンプトやAIを活用したタスクが、キーボードショートカット一つで実行できます。

スキルは、バージョン1.85以降のBrave Leoデスクトップ版およびAndroid版ですべてのユーザーが利用できます。

スキルとは

Leoスキルは、カスタムショートカットでよく使うプロンプトを呼び出す機能です。同じ指示を繰り返し入力する代わりに、複雑なトピックの要約、文章の改善、さらには競合他社のWebサイトの分析など、様々な用途のタスクを実行するパーソナライズされたスキルを作成できます。スキルで以下のことができます。

  • 時間の節約:頻繁に使用するプロンプトは都度タイピングする必要がなくなります。

  • 一貫性の維持:プロンプトが常に同じ構造になることを保証し、より予測可能な信頼性の高いAI応答が期待できます。

  • 複雑なアクションが簡単に:シンプルなコマンドで強力なAIタスクが起動できます。

  • AI体験のカスタマイズ:Leoの応答をあなたの特定のニーズやワークフローに合わせてカスタマイズできます。

モデル、ショートカット、プロンプトのフィールドを備えたBrave Leoの新規スキルモーダル画面

スキルの作成方法

以下の手順で既存の会話からスキルを作成することができます。

  1. ツールバーの右上にあるLeo AIアイコンをクリックして、Leoの会話を開始します。
  2. デスクトップをご利用の場合、保存したいプロンプトのオプションメニュー()をクリックします。
    • Androidの場合、(Leoの応答ではなく)自分が入力したメッセージをロングタップします。
  3. スキルとして保存 を選択します。

また、以下の手順で会話からではなく、ゼロからスキルを作成することができます。

  1. Leoの会話を入力するテキストボックスに “/” を入力します。
  2. + 新しい を押下します。
  3. ショートカット、プロンプトを入力し、保存 を押下します。

ゼロからスキルを作成する際は、スキルに任意の名前を付け、文字、数字、ハイフンを組み合わせてショートカットを指定する必要があります。

作成したスキルは以下の手順で使用することができます。

  1. Leoを起動します。
  2. 会話の入力欄に “/” を入力し、続けてショートカットを入力して実行してください。Leoが直ちにショートカットを認識し、保存されたプロンプトを実行します。
/vsスキルを使用してWindowsとLinuxを長所と短所で比較するLeoチャット

スキルの編集方法

デスクトップでは以下の手順でスキルの編集ができます。

  1. /” に続けて編集したいショートカットを入力します。
  2. 表示される編集アイコンをクリックします。

Androidでは以下の手順でスキルの編集ができます。

  1. /” に続けて編集したいショートカットを入力します。
  2. スキル名をロングタップします。

デフォルトで搭載されているスキル

すぐにスキルを使用できるよう、デフォルトで以下のスキルが搭載されています。

  • /説明:複雑なトピックスをわかりやすくシンプルに説明してもらう
  • /改善:文章を明確にインパクトある形に改善する
  • /トーンの変更/説得力:説得力のあるトーンにコンテンツを書き換える
  • /ソーシャルメディア:ソーシャルメディア投稿用にコンテンツを書き換えます

より多くのスキルでより効率的に

事前設定されたスキルを試してみたら、様々な方法でスキルを使ってブラウジングや日常のタスクを効率化しましょう。以下はいくつかの例です(これらのスキルを作成するには上記の「スキルの作成方法」をご参照ください)。

/project - タスクを、時間の見積もりを含むステップバイステップのアクションプランに分解して。 例:/project LinkedInプロフィールを作り直す

/vs - 指定された2つの項目を長所、短所、レコメンドとともに比較して。 例:/vs Windows Linux

/lunch - 指定するエリアで、評価が高く手頃な価格のランチスポットを提案して。 例:/lunch ミッドタウン マンハッタン

/lunchスキルを使用してミッドタウン・マンハッタンの手頃な価格のランチスポットをリストアップするLeoチャット

Leoスキルの動作環境

Leoスキル機能は、バージョン1.85以降のデスクトップ版(Windows、macOS、Linux)およびAndroid版のBraveでで利用できます。近日中にiOSでも利用可能になる予定です。

スキルをお試しいただきましたら、ぜひ感想をお知らせください。ユーザーの皆様の声によりスキル、Leo、そしてBraveのプライバシーファーストのAI体験を改善し続けることができます。

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