対照比較

BraveとDuckduckgoブラウザを比較

DuckDuckGoは主に、そのプライベートな検索エンジンで知られています。 ですが、そのウェブブラウザは、Android、iOS、macOS、Windowsで使えるように提供されています。 プライバシーを保護するオルナタティブなブラウザとして市場に出ていますが、他の主要ブラウザと比較してみると、その一連の機能は限られています。

ではDuckDuckGo(DDG)とBrave Searchとではどうなのでしょうか?

比べてみましょう。

BraveブラウザはDuckDuckGoブラウザよりもプライベート性が高いですか?

DuckDuckGoブラウザはプライバシー保護をユーザーに提供していますが、その内容は限定的です。 一部の広告をブロックしますが、(侵入型の広告のみです。 一部のトラッカーをブロックしますが、( Microsoftのトラッカーは許可します)。 また、 フィンガープリンティングに対するある程度の保護提供します1

つまるところ、DuckDuckGoブラウザは、Braveほど多くのプライバシー保護を提供していません:

  • サードパーティの広告をブロック
  • クロスサイトトラッカーをブロック
  • サードパーティのCookie をブロック
  • フィンガープリントからの保護
  • Cookie の同意バナーをブロック
  • グローバルプライバシー管理(GPC)が有効
  • HTTPSへの自動アップグレード
  • ネットワーク状態のパーティショニング
  • クエリパラメータをフィルタリング
  • バウンストラッキングをブロック
  • サードパーティの広告をブロック
  • クロスサイトトラッカーをブロック
  • サードパーティのCookie をブロック
  • フィンガープリントからの保護
  • Cookie の同意バナーをブロック
  • グローバルプライバシー管理(GPC)が有効
  • HTTPSへの自動アップグレード
  • ネットワーク状態のパーティショニング
  • クエリパラメータをフィルタリング
  • バウンストラッキングをブロック

デフォルト設定を示すチャート.

  • 完全な保護
  • 制限付き保護
  • 保護なし、またはデフォルトでオフ

このように、プライバシーについても、BraveブラウザがDuckDuckGoブラウザよりも優れています。 そして重要なことは、DuckDuckGoのプライバシー向上には、他の必要不可欠なブラウザ機能を失うという代償がついてくるということです。 DuckDuckGoのブラウザに含まれているプライバシー保護機能は、残念なことに、他のすべての面において力不足であるブラウザと対になっています。

注:DuckDuckGoブラウザは「グローバルプライバシーコントロール(GPC)」への対応が限定的と記載されています。これは、DuckDuckGoのMac版ブラウザが、GPCヘッダーを5つのウェブサイト(そのうち一つはテストウェブサイト)にしか送信しないためです。Braveにはこのような制限はありません。

BraveブラウザにはDuckDuckGoブラウザよりも多くの機能がありますか?

前述したように、DuckDuckGoブラウザの機能性はBraveよりずっと低いものとなっています。 DuckDuckGoをブラウザとして使うと、スマホやデバイスに他のアプリを複数インストールしなければならなくなります。そのそれぞれが、パフォーマンスの低下や、データ盗難の新たなリスクベクトルにつながる可能性があります。

Chromeベースの拡張機能のような基本的なものでさえ、汎用性の低いDuckDuckGoのブラウザでは動作しないのです:

ブラウジングを改善

  • 広告ブロッカー搭載
  • YouTube広告ブロッカー
  • AIアシスタント
  • 垂直タブ
  • タブグループ
  • スプリットビュー
  • オフラインメディアプレイリスト
  • ニュース & RSSリーダー
  • リーダーモード
  • ナイトモード
  • 翻訳
  • デバイス間のプロファイル同期

プライバシーとセキュリティ

  • デフォルトのプライベート検索
  • VPN搭載
  • プライベートビデオ通話搭載
  • Torブラウジング

Web3

  • 安全な組み込みウォレット
  • クリプトリワードプログラム

ブラウジングを改善

  • 広告ブロッカー搭載
  • YouTube広告ブロッカー
  • AIアシスタント
  • 垂直タブ
  • タブグループ
  • スプリットビュー
  • オフラインメディアプレイリスト
  • ニュース & RSSリーダー
  • リーダーモード
  • ナイトモード
  • 翻訳
  • デバイス間のプロファイル同期

プライバシーとセキュリティ

  • デフォルトのプライベート検索
  • VPN搭載
  • プライベートビデオ通話搭載
  • Torブラウジング

Web3

  • 安全な組み込みウォレット
  • クリプトリワードプログラム

デフォルト設定を示すチャート.

  • フル機能
  • 限定機能
  • 機能なし、またはデフォルトでオフ

ブラウザの機能に関しては、間違いなくBraveが勝っています。 それは高度な機能にも、便利な基本機能にも言えることです。

よくある質問

Braveはモバイルでもデスクトップでも使えますか? すべてのOSで動作しますか?

Braveは、AndroidとiOS、macOSとWindows、さらにはLinuxでも利用できます。 使用するデバイスやOSに関わらず、デフォルトのブラウザに比べ(またDuckduckgoよりもずっと)、優れたBraveの動作性を実感いただけると思います。

DuckDuckGoのブラウザは、macOS、Windows、iOS、Androidデバイスで利用できます。

Braveは誰が開発していますか?

Braveは、米国に本社を置く独立企業です。 誰にも所有されておらず、誰にも従属していません。 DuckDuckGoも独立した企業ではありますが、そのブラウザは実はあなたが使用するデバイスのレンダリングエンジンの表面を変えただけに過ぎません。独自のブラウザ技術を完全に備えているわけではないのです。

DuckDuckGoよりBrave Searchの方が良いですか?

DuckDuckGoの検索は、全面的にMicrosoft Bingに依存しています。 Bingが気に入っているのであれば、DuckDuckGoの検索も気にならないでしょう。 Brave SearchはBraveブラウザのデフォルト検索エンジンです。またその他のあらゆるブラウザでも、search.brave.comにアクセスして使うことができます。

また品質について言えば、Brave Searchは200億以上のページをインデックス化しています。 Bingのインデックスのページ数が、これよりずっと多いことは確かです。でも忘れてはいけないのは、その大きな割合を占めるのが、重複したコンテンツ、スパムページ、その他のジャンクページであるということです。 実際に使ってみると、Brave Searchの結果が関連性、適時性、実用性において優れていることがおわかりいただけると思います。 また、従来の検索結果ページ(SERP)を超えて、各種の革新的な形式で検索結果を提供します。 これらの形式には、AI サマライザーディスカッション強調スニペットなどがあります。

BraveブラウザでDuckDuckGo検索を使用することはできますか?

場合によります。 DuckDuckGoブラウザはスタンドアローンで動作するため、Braveブラウザの中では使えません。

ですが、Duckduckgoの検索エンジンは、Braveブラウザの中で簡単に使えます。 (前述のようにBrave Searchの方が機能、検索結果品質、プライバシー保護の点で優位です。また、Braveブラウザを新しくダウンロードすると、Brave Searchがデフォルトのブラウザとして提供されます。)

以上を踏まえた上で、Braveブラウザ内でDuckDuckGo検索を使いたい場合は、ダウンロードしてBraveブラウザを開き、duckduckgo.com/.にアクセスするだけで使用できます。 DuckDuckGoをBraveブラウザのデフォルト検索エンジンに設定するには、ブラウザの設定メニューを開き、検索エンジンに移動します。 ここから、DuckDuckGoを標準ウィンドウとプライベートウィンドウのデフォルトに設定できます。

DuckDuckGoは広告をブロックしますか?

DuckDuckGoブラウザは、広告ブロックではなく、プライバシーに重点を置いています。 DuckDuckGoブラウザがブロックするトラッカーが広告の読み込みを妨げることはありますが、ブラウジング中、積極的に広告をブロックするわけではありません。 また、レンダリングエンジンとしての限界から、DuckDuckGoブラウザは拡張機能をサポートしていません。つまり、広告ブロック機能を向上させるための拡張機能を、ブラウザにインストールすることができません。 一方、Braveはデフォルトで、広告やトラッカーなどをブロックするように設計されています。

ノート
  1. PrivacyTests.org is an independent project launched in 2021 by Arthur Edelstein, who joined Brave in May 2022 as a privacy engineer. The site operates independently from Brave, providing unbiased, objective browser privacy test results through its open-source framework available on GitHub