Braveが8,500万以上のユーザーに.braveの提供を開始、オンチェーンネーミングサービスを立ち上げた最初のブラウザに

サンフランシスコ–2025年5月20日：Braveはデジタルアイデンティティとインターネットの分散化に向けた大きな一歩として、独自のオンチェーントップレベルドメインを立ち上げた最初のブラウザとなりました。Unstoppable Domainsとのパートナーシップにより、Braveの8,500万以上の月間アクティブユーザーは新しい .brave ドメインが利用可能になりました。デジタルアイデンティティの所有、暗号資産の送信、Web3のナビゲーションをシームレスに行う方法を提供します。Polygonブロックチェーン上で発行される.braveドメインは、Base、Bitcoin、Ethereum、Solana、Sonicなど複数のネットワークで使用でき、Web3エコシステムで幅広い互換性を持つようになります。

.braveのローンチは、インターネットの進化における画期的な瞬間を示すものであり、Web3のパーミッションレス・パワーとメインストリームのブラウザ体験を繋ぎます。

「私たちの使命は、プライバシー、所有権、そしてコントロールをユーザーに取り戻すことです。」とBraveのCTO兼共同創設者のBrian Bondyは話します。「.braveはただのドメイン以上のものです。それはユーザーが所有するアイデンティティレイヤーであり、Braveエコシステムにネイティブなものです。」

Unstoppable Domainsを通じて、Braveユーザーは分散型ツールの完全なパッケージとなるパーソナライズされた.braveドメインを取得できるようになりました。.braveドメインはBraveウォレットで使用でき、簡素化された方法で暗号資産の支払いを可能にします。また、検閲に強いWebサイトをIPFSでホスティングでき、従来のホスティング料金なしでBraveブラウザ内から直接アクセスできます。.braveドメインは、Nightlyバージョン1.81からBraveブラウザとBraveウォレット内で直接解決できるようになり、安定版は2025年8月5日にリリースされる予定です。

.braveが長いウォレットアドレスに取って代わることで、暗号通貨の支払いがよりシンプルで人間的になります。ユーザーはまた、UD.meを通じて検証可能なオンチェーン・アイデンティティを構築し、より広範なBraveコミュニティ内でデジタル資産、ウォレット接続、公開資格情報を公開することができます。

.braveドメインはUnstoppableの広範なエコシステムと統合され、安全なバッジ制限付きメッセージ、Unstoppableマーケットプレイスを通じたドメイン取引、そしてUnstoppableのログインによるdApps、ゲーム、メタバースへのシームレスなアクセスを提供します。

「これはオープンなインターネットに向かう大きな一歩です。」とUnstoppable DomainsのCOOであるSandy Carter氏は話します。「.braveはデジタルアイデンティティをプラットフォームではなく、一般ユーザーの手に委ねるものです。」

展開の一環として、Unstoppable DomainsはBraveのRewards 3.0パートナープログラムに参加し、Basic Attention Token（BAT）の普及をさらに拡大します。BATの15億の供給量の99％以上が流通しており、BATは現在Ethereum上で14番目に多く保有されているトークンであり、世界中の150万人の認証されたクリエイターに受け入れられています。

BraveとUnstoppableは、ICANN gTLD登録に向けて、.braveドメインの普及範囲を拡大する次の段階を開始しています。まだ初期段階であり規制当局の審査がこれからありますが、この動きは .braveが従来のWeb2インターネットと分散型Web3環境の両方で機能する道を切り開くことになるでしょう。

これからのICANN認定への取り組みは、ユーザーがインターネットのどの領域を拠点としていても、デジタルアイデンティティをより強く管理できるようにするという共通のミッションにおいて重要なマイルストーンとなるでしょう。この取り組みは、革新と所有権が一体となったより開かれた相互運用可能なWebというより広いビジョンを反映しています。

.braveドメインの取得は、https://get.unstoppabledomains.com/brave/ で行うことができます。

Unstoppable Domainsについて

2018年に設立されたUnstoppable DomainsはICANN認定の登録機関であり、世界をDNSとWeb3に導入することに専念する主要なデジタルアイデンティティプラットフォームです。Unstoppable Domainsはブロックチェーン上で発行されるWeb3ドメインを提供し、更新料なしで個人にデジタルアイデンティティの完全な所有権と制御を与えます。ユーザーは長い英数字のクリプトウォレットアドレスを覚えやすい人間が読める形式のドメイン名に置き換えることができ、アプリ、ウォレット、取引所、マーケットプレイスとのやり取りを効率化します。Forbesから4年連続（2022年、2023年、2024年、2025年）でアメリカのベストスタートアップの一つとして認められたUnstoppable Domainsは急速に成長し、420万以上の登録ドメインを誇っています。

詳細についてはunstoppabledomains.comをご覧ください。

BraveとBraveウォレットについて

Braveは、Web3の採用を推進する原動力であり、プライバシーブラウザ、独立した検索エンジン、ブラウザネイティブのマルチチェーン・クリプトウォレットを通じて、より広範なWebへのWeb3の直接的なサポートを提供しています。Braveは現在、月間アクティブユーザー数が8,500万を超えました。詳細はbrave.comをご覧ください。

Braveウォレットは、Braveプライバシーブラウザに直接組み込まれた安全なマルチチェーン・クリプトウォレットで、拡張機能は必要ありません。Braveウォレットを使用すると、ユーザーはトークンやNFTを管理し、DAppsに接続してWeb3に参加し、分散型金融、ソーシャルメディア、ゲームなどを探索できます。Braveウォレットユーザーは、LedgerやTrezorなどの他のコールドウォレットを接続することもできます。Solana、EthereumおよびEVMチェーン、Zcash、Filecoin上でDAppsの購入、保存、送信、接続が可能です。

Braveウォレットはデスクトップ、Android、iOSで無料で使用できます。デスクトップで始めるには、Braveブラウザユーザーはアドレスバー近くのウォレットアイコンをクリックします。モバイルでは、ユーザーは「⋮」（Android）または「…」（iOS）をタップし、その後ウォレットアイコンをタップします。